2017年(平成29年)1月、数年に一度と言える規模の強い寒波に見舞われた日本列島。
京都市では1月14日の日中はすぐに解ける雪が降ったり止んだり程度でしたが、14日の夜には積もりそうな雪質となり、日付が変わって15日の未明には平地部でも深く積雪しました。
5時の時点で、京都の地上観測点(京都地方気象台)では9cmの積雪深と発表されましたが、6時前に京都御苑あたりの車道を見た感じでは、10cmも積もっている印象は受けません。
京都では悪天候が続いており、降雪後の恒例行事とも言える大文字山のスノーハイクも、登ることじたいはともかくとして、これでは写真の撮影は難しそうです。
そこで、平地より少しは標高が高い丘陵ではどのようなものか、建勲神社さんに参拝がてら、先ほど船岡山の様子を見てきました。
大雪の建勲神社さん。深く積雪する境内。京都市北区。
2017年1月15日7時頃に撮影。

吹雪く建勲神社さん。京都の船岡山も雪で真っ白。
ちょうど夜明けの時間帯に撮影していますが、朝日はおろか、写真では右奥に見えるはずの大文字山も場所が分かりません。
建勲神社さんの平時の展望は上の記事に。

豪雪の京都。船岡山の積雪状況。2017年1月15日の早朝。
山頂(三角点広場)で撮影しています。
吹雪で視界は真っ白、もちろん、京都の街並みも確認できません。
確かに、船岡山の山上は10cm以上の雪が積もっているように見えますね。
京都地方気象台さんの発表では、7時の積雪が11cm、8時の積雪が13cm。
この天候や残雪の環境下でも女子駅伝は開催されるのでしょうか。
追記しておきますと、9時14cm、10時13cm、11時13cm、12時11cm。
京都では61年ぶりとなる30cmの積雪を記録した2015年(平成27年)1月1日~3日の豪雪と比較すると、今回は半分程度でしょうか。
相変わらず断続的に激しく雪が降ったり止んだりしていますが、西京極競技場のあたりでは除雪作業も進められたようで、女子駅伝も予定どおりにスタートしました。
ランナーの皆様を応援しています。
船岡山(地理院 標準地図)
「船岡山(フナオカヤマ)(ふなおかやま)」標高111.6m(三等三角点「船岡山」)
京都府京都市北区
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